キャブレターのオーバーフロー
油面が高い
フロートの位置が高いために燃料の供給が多すぎるとオーバーフローを起こしエンジンの始動が出来なくなる
オーバーフローした場合の見分け方
オーバーフローした場合は 燃料がキャブレターの外に漏れでてきます
車体の下などを注意してみてください 燃料が漏れているか 漏れていないかの確認をすること
フロートバルブの摩耗異物のかみ込み及び引っかかり
（赤）フロートバルブ（ニードルバルブ）は先端がゴムで出来ています
経年劣化によりこのゴムの部分に段差ができたり バルブの真鍮の（水色）受け側にサビやゴミがでバルブが閉まらない時にオーバーフローしてしまう
今まで正常に動いていたのに 急にオーバーフローしてしまった場合はゴミなどの異物をかみ込んでしまっている場合が多いので その場合は ドライバーの肢の部分でコンコンと軽く叩くと異物が取れることも多い
始動方法が悪い
プラグがかぶる チョークを引きエンジンを始動するが この時加速ポンプ付きのキャブレターの場合は 停止時にアクセルを使うと燃料がエンジンに送り込まれる為に燃料過多となりエンジン始動が困難になってしまう
キャブレターの目詰まり
キャブレターには小さな穴が空いています その大きさは1mm以下の物もあります 旧車など長期間エンジンを動かさないでいると ガソリンがワニス化（ヘドロ状）してしまい目詰まりを起こします
目詰まりした場合はエンジン始動が困難になったり 低回転では動くが高回転が回らないまたはその逆になってしまうこともしばしばあります
不調を感じたらまずはキャブレターのオーバーホールを行いましょう
キャブレターの洗浄には“キャブテック”が大変有効です
