旧車を購入する前と後の注意点

旧車はノスタルジックな気分にさせてくれます 

旧車を購入する前と後の注意点

旧車はノスタルジックな気分にさせてくれます 
特に年配の方々にとっては青春時代の懐かしい車 バイクです 

“あの時この車に乗ってたよな ”
“この車が憧れだったんだ ”
スーパーカーブームで沸いた子供の頃の思い出や 青春時代乗っていた 遊んでいた頃を思い出すアイテムになっていることでしょう

若い人たちにはアニメや映画で登場するかっこいい車やバイクで 憧れのアイテムにもなっていて 旧車に注目する人が多くなってきています 

購入前の注意

旧車です 新車の様に壊れないものではありません とにかくトラブルが付きまといます 

色々な物が摩耗しています 経年劣化しています 故にとてもメンテナンスに時間とお金がかかってしまう事を理解しましょう 走っている時間よりも整備工場でメンテナンスしている時間の方が長いくらいです 特に電装系統は人間でいえば 神経です 配線は必ず腐食しています 接点不良や断線が多くなっています 

整備士も懸命に整備しています しかし配線などは目で見て分からない部分もあり テスターなどでテストしても発見できない部分が大部分を占めます しかし旧車とはそう言うものであります これを理解して購入しなければ後悔することになるでしょう 

購入後の注意

それはトラブルなのか?それとも自分が扱い方を知らないだけなのか?

例えばこんなことがあります お客様から “エンジンがかからない ”と電話があり 駆けつけて私がエンジンをかけてみると すぐに始動する 翌日 また“エンジンがかからない”と言うので 駆けつけると私がかけてみると すぐにかかる 

かからないのか?かけられないのか?
これは経験の違いで古いバイクや車には エンジンをかける“コツ”というのがあります 私が若い頃はエンジンをかけるにも一苦労した覚えがあります 

アクセルを全開にしてみたり 閉じたり 半分開いたり 少しだけ戻したり チョークも同じ様に引っ張ったり戻したり どこでエンジンがかかるかを探したものです 

それでもエンジンがかからない時は プラグを外し掃除して再装着し何度も同じことを繰り返し苦労してエンジンをかけていました 現代の車から旧車に乗り換えると“故障だらけで乗れたものじゃない ”と思う方も出てくるでしょう 

それこそが旧車の面白さなのです 
エンジンがかかった瞬間の嬉しさ 排気の音 かからなかった時のあの残念感 自分でメンテナンスを行い快調になる楽しさがあります 

時間が経ってしまえば 仲間同士が集まれば あの時苦労した思い出は楽しい笑い話になっていることでしょう 旧車にはその時を思い出させる魅力があります 現代の車には無い魅力がそこにあります 

現代の車しか知らない人にとっては そんな苦労は故障や整備不良としか思わないと思うことでしょう しかしそれは決して整備不良ではなく 古い車両だとそういう癖がついてしまっているってことです その癖を私たち“老いぼれ”は経験から直ぐに理解しエンジンをかけることが出来る訳です 

もし経験が少なく エンジンがかからないなど 不調になってしまっているのであれば 旧車とは故障しやすい物でありますから 整備不良とお怒りになる前に 一度販売店などに必ず相談することをお勧めいたします 私も経験がない時はよく相談したものです 

せっかく手に入れた憧れの車 バイクです 嫌な思いをしたく無いでしょう 
彼ら(旧車)たちの癖を知ってしまえば こんな楽しいことは無いと私は思っています 

そして手に入れた憧れの旧車を一番に気にかけていかなければいけない物があります 
それが“エンジンオイル”です 
エンジンオイルには各メーカーにより 特色があります レスポンスが良いもの悪いもの 耐久性があるものないもの 
レース向き 旧車向き 現代車向きなどなど 

RIZOILは旧車に特化したエンジンオイルです 

RIZOIL

流動性が高いオイルはレースやエコカーに大変向いています しかしその流動性が旧車にとってはオイル漏れを引き起こしやすくなってしまうこともあります 
RIZOILは流動性の高い化学合成とは違いその逆です 

旧車に求められるオイルの性能は 

  1. オイル漏れが起きにくいこと
  2. 放熱性が高いこと
  3. 耐久性があること
  4. 粘度変化が少ないこと

この4つの性能が求められています その4つを満たした物がRIZOILです 

絶版車を維持するために